株主優待制度 hospitality programs for stockholders 2003 12 5
共同通信の記事によると、
「4社に1社が株主優待 個人投資家確保に独自色」という。
「金融機関と企業との間で、株式の持ち合いを解消する動きが加速する中で、
安定的な株主として、個人投資家を取り込むのが狙い。
今期導入するアサヒビールが、株主限定のビールを開発するなど、
独自色を強調した限定商品を贈る企業も47社あった。」
外国人には、あまり株主優待制度が理解できないでしょうが、
日本は、贈物文化の国なのです。
代表的なところでは、
7月のお中元で、お世話になった人へ、比較的高価な物をプレゼントする。
12月のお歳暮でも、お世話になった人へ、比較的高価な物をプレゼントする。
クリスマスでは、家族や恋人に、プレゼントする。
そして、誕生日にも、プレゼントする。
その他にも、小さなプレゼントの行事が多数あります。
こうして、デパートの経営が成り立っているのです。
外国では、日本みたいに大型デパートが、
たくさん存在するというのは、あり得ないでしょう。